猫からのお便り
2018 / 06 / 20 20:01
猫の避難訓練
今回の大阪北部の地震、
関東に住む私たちも、対岸の火事ではなく
日頃の備えをしっかりとしておくに越したことはないでしょう。
以外と忘れがちなのがペットの避難問題。
福島の原発の時には町ぐるみで避難という事だったので
取り残されたペットが沢山いたそうですが、
そこまで大きな災害ではなくとも
2〜3日家を出て、避難所に待機するような事態は
昨今の情勢では充分起こりえる事になりました。
最近では人間だけではなくペットの避難にも配慮している自治体も
ちらほら出てきているみたいですが、
まだまだ人間最優先の構図は仕方がない事。
しかも猫の場合は人の大勢いる避難所などは
ストレスが溜まって逆になかなか大変なのです。
一番良いのは自家用車。
キャリーケースで車まで運んで
中にトイレと水を置いておけば2〜3日なら大丈夫です。
飼い主さんがいっしょに寝泊まりできたら尚良いと思います。
そのためにも猫をキャリーに慣れさせておかなければなりません。
キャリーを医者に行く時だけしか使わないでいると
「アレに入ると怖い所に連れて行かれる。」
と猫に思われてしまい、キャリーを見るだけで逃げ出すようになってしまいます。
時々キャリーの中で食事をさせたり、遊んだりして
寛げる空間だと認識させてあげてください。
いざという時にサッと入れて一緒に避難できるように。
(車への移動は脱走の恐れがありますので無理には行なわないでください。)
縁があって里親さんになっていただいた方も
猫はもう立派な家族の一員です。
大事な家族を守るために、日頃からの備えを心がけてあげてください。